2009.01.11(Sun)
FreeNAS インストールメモ
HP の激安サーバ ML115 G5 への FreeNASインストールとセットアップが完了しました。
ちなみに、1TB HDD 4台でRAID5 を構築したところ、使える容量はだいたい2.7TBくらいになりました。
現在、Macminiから新サーバにデータコピー中です。
以下、インストールメモ(自分の備忘録)です。
インストール
- http://www.freenas.org/ からLive CD の iso をダウンロード(LiveCD 0.69RC2 AMD64)
- Live CD を作成し、CD から起動
- USBメモリにインスインストール
- 再起動
IPアドレスの設定・Web GUI にログイン
- Set LAN IP Address メニューから IPアドレスを設定
- PCのブラウザから、http://[設定したIPアドレス]/ にアクセス
基本設定
- システム|General Setupにアクセス
- ホスト名に任意の名称を設定
- DNSのIPアドレス入力
- WebGUIの言語を Japanese に設定
- 時間のタイムゾーンを Asia/Tokyo に設定
- セーブして終了
メール設定
- システム|高度な設定|Emailにアクセス
- 外向けのメールサーバに任意のサーバ名を入力
- From Emailに、自分のメールアドレスを入力
- テストメールを送信
- セーブして終了
ディスク設定
- ディスク|マネージメントにアクセス
- 「+」で追加
- ディスクを選択
- 転送モードを Auto に設定
- ハードディスクスタンバイ時間を 30分 に設定
- 高度な電源管理を スタンバイありの最小の電力使用 に設定
- 音響レベルは変更しない
- S.M.A.R.T にチェックする
- Preformatted file system を ソフトウェアRAID に設定
- 追加して終了
ソフトウェアRAID 設定
- ディスク|ソフトウェア RAID|RAID5|マネージメントにアクセス
- 「+」で追加
- RAID名を 任意の名称 に設定
- タイプは変更しない
- ProviderでRAIDに適用するディスクを選択
- 初期化にチェック
- 追加して終了
- 変更を適用して REBUILDING (1TB x 4 で 12時間かかる)
ディスクのフォーマット
- ディスク|フォーマットにアクセス
- ディスクで ソフトウェアRAID設定で入力したRAID名 を選択
- ファイルシステムで UFS(GPT and Soft Updates) を選択
- ボリュームラベルに 任意の名称 を入力
- Minimum free space で 1 を選択(3TBの1% で30GB?)
- MBR を消去しないにはチェックしない
- ディスクフォーマット をクリックしてFormat(完了まで2分くらい。その間ブラウザは閉じないこと)
ディスクのマウント
- ディスク|マウントポイント|マネージメントにアクセス
- 「+」で追加
- タイプで Disk を選択
- ディスクで フトウェアRAID設定で入力したRAID名 を選択
- パーティションで EFI GPT を選択
- ファイルシステムで UFS を選択
- Share name に 任意の名称 を入力
- 読み込み専用、ファイルシステムチェックにはチェックしない
- アクセス権限は変更しない
- 追加をクリックして終了
- 変更の適用をクリックして終了
CIFS/SMB の設定
- サービス|CIFS/SMB|設定にアクセス
- Common Internet File System の有効にチェック
- 認証で Local User を選択
- NetBIOS名に 任意の名称 を入力
- ワークルプープに WORKGROUP を入力
- 概要は変更無し
- Dos文字セットで CP932 を選択
- Unix文字セットで UTF-8 を選択
- ログレベルで Minimum を選択
- ローカルマスタブラウザ、タイムサーバで YES を選択
- Advanced setting は変更無し
- Save and Restart して終了
FTP の設定
- サービス|FTPにアクセス
- FTPサーバの有効にチェック
- FTPサーバは変更無し
- Advanced settings は変更無し
- Save and Restart して終了
AFP の設定
- サービス|AFP|共有にアクセス
- AFPサーバの有効にチェック
- サーバ名に 任意の名称 を入力
- 認証の ゲストアクセスを許可、 ローカルユーザー認証を許可 にチェック
- Save and Restart して終了
SSH の設定
- サービス|SSHにアクセス
- TCPポートは変更しない
- root ログインを許可にチェックしない
- Password authentication にチェックする
- Compression にチェックしない
- 拡張オプションは変更しない
- SSH鍵は変更しない
- Save and Restartして終了
CIFS/SMB の共有設定
- サービス|CIFS/SMB|共有にアクセス
- 「+」で追加
- 名前に 任意の名称 を入力
- Commentに 任意のコメント を入力
- パスに 任意のパス を入力
- 読み込み専用にチェックしない
- ブラウズ可能にチェックする
- Inherit permissionsにチェックする
- ごみ箱にチェックしない
- ドットファイルを隠すにチェックする
- 許可するホストに何も入力しない
- 拒否するホストに何も入力しない
- Auxiliary parametersに何も入力しない
- セーブして終了
- 変更の適用をクリックして終了
AFP の共有設定
- サービス|AFP|共有にアクセス
- 「+」で追加
- 名前に 任意の名称 を入力
- Commentに 任意の名称 を入力
- パスに 任意のパス を入力
- 共有パスワードに何も入力しない
- 共有文字セットにUTF8を入力する(デフォルトのまま)
- Allowに何も入力しない
- Denyに何も入力しない
- Read Only Accessに何も入力しない
- Read/Write Accessに何も入力しない
- Advanced Optionsは変更しない
- セーブして終了
- 変更の適用をクリックして終了
あとは、アクセス|ユーザにアクセスして、必要なユーザーを作成すれば使えるようになります。簡単!
Posted by ゆう at 15:44 [PC]
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コメント
意外なところで感動していただき恐縮です( ^^;
ここまで書いておけば、もう一回インストールすることになってもくじけないかなと思いまして。
むしろ、ゆうさんのまとめ方のうまさに感動。
こういう書き方もあるのかあ・・・