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HP の激安サーバ ML115 G5 への FreeNASインストールとセットアップが完了しました。

ちなみに、1TB HDD 4台でRAID5 を構築したところ、使える容量はだいたい2.7TBくらいになりました。

現在、Macminiから新サーバにデータコピー中です。

以下、インストールメモ（自分の備忘録）です。

インストール

1. http://www.freenas.org/　からLive CD の iso をダウンロード（LiveCD 0.69RC2 AMD64）
2. Live CD を作成し、CD から起動
3. USBメモリにインスインストール
4. 再起動

IPアドレスの設定・Web GUI にログイン

1. Set LAN IP Address メニューから IPアドレスを設定
2. PCのブラウザから、http://[設定したIPアドレス]/ にアクセス

基本設定

1. システム|General Setupにアクセス
2. ホスト名に任意の名称を設定
3. DNSのIPアドレス入力
4. WebGUIの言語を Japanese に設定
5. 時間のタイムゾーンを Asia/Tokyo に設定
6. セーブして終了

メール設定

1. システム|高度な設定|Emailにアクセス
2. 外向けのメールサーバに任意のサーバ名を入力
3. From Emailに、自分のメールアドレスを入力
4. テストメールを送信
5. セーブして終了

ディスク設定

1. ディスク|マネージメントにアクセス
2. 「＋」で追加
3. ディスクを選択
4. 転送モードを Auto に設定
5. ハードディスクスタンバイ時間を 30分 に設定
6. 高度な電源管理を スタンバイありの最小の電力使用 に設定
7. 音響レベルは変更しない
8. S.M.A.R.T にチェックする
9. Preformatted file system を ソフトウェアRAID に設定
10. 追加して終了

ソフトウェアRAID 設定

1. ディスク|ソフトウェア RAID|RAID5|マネージメントにアクセス
2. 「＋」で追加
3. RAID名を 任意の名称 に設定
4. タイプは変更しない
5. ProviderでRAIDに適用するディスクを選択
6. 初期化にチェック
7. 追加して終了
8. 変更を適用して REBUILDING （1TB x 4 で 12時間かかる）

ディスクのフォーマット

1. ディスク|フォーマットにアクセス
2. ディスクで ソフトウェアRAID設定で入力したRAID名 を選択
3. ファイルシステムで UFS(GPT and Soft Updates) を選択
4. ボリュームラベルに 任意の名称 を入力
5. Minimum free space で 1 を選択（3TBの1% で30GB？）
6. MBR を消去しないにはチェックしない
7. ディスクフォーマット をクリックしてFormat（完了まで2分くらい。その間ブラウザは閉じないこと）

ディスクのマウント

1. ディスク|マウントポイント|マネージメントにアクセス
2. 「＋」で追加
3. タイプで Disk を選択
4. ディスクで フトウェアRAID設定で入力したRAID名 を選択
5. パーティションで EFI GPT を選択
6. ファイルシステムで UFS を選択
7. Share name に 任意の名称 を入力
8. 読み込み専用、ファイルシステムチェックにはチェックしない
9. アクセス権限は変更しない
10. 追加をクリックして終了
11. 変更の適用をクリックして終了

CIFS/SMB の設定

1. サービス|CIFS/SMB|設定にアクセス
2. Common Internet File System の有効にチェック
3. 認証で Local User を選択
4. NetBIOS名に 任意の名称 を入力
5. ワークルプープに WORKGROUP を入力
6. 概要は変更無し
7. Dos文字セットで CP932 を選択
8. Unix文字セットで UTF-8 を選択
9. ログレベルで Minimum を選択
10. ローカルマスタブラウザ、タイムサーバで YES を選択
11. Advanced setting は変更無し
12. Save and Restart して終了

FTP の設定

1. サービス|FTPにアクセス
2. FTPサーバの有効にチェック
3. FTPサーバは変更無し
4. Advanced settings は変更無し
5. Save and Restart して終了

AFP の設定

1. サービス|AFP|共有にアクセス
2. AFPサーバの有効にチェック
3. サーバ名に 任意の名称 を入力
4. 認証の ゲストアクセスを許可、 ローカルユーザー認証を許可 にチェック
5. Save and Restart して終了

SSH の設定

1. サービス|SSHにアクセス
2. TCPポートは変更しない
3. root ログインを許可にチェックしない
4. Password authentication にチェックする
5. Compression にチェックしない
6. 拡張オプションは変更しない
7. SSH鍵は変更しない
8. Save and Restartして終了

CIFS/SMB の共有設定

1. サービス|CIFS/SMB|共有にアクセス
2. 「＋」で追加
3. 名前に 任意の名称 を入力
4. Commentに 任意のコメント を入力
5. パスに 任意のパス を入力
6. 読み込み専用にチェックしない
7. ブラウズ可能にチェックする
8. Inherit permissionsにチェックする
9. ごみ箱にチェックしない
10. ドットファイルを隠すにチェックする
11. 許可するホストに何も入力しない
12. 拒否するホストに何も入力しない
13. Auxiliary parametersに何も入力しない
14. セーブして終了
15. 変更の適用をクリックして終了

AFP の共有設定

1. サービス|AFP|共有にアクセス
2. 「＋」で追加
3. 名前に 任意の名称 を入力
4. Commentに 任意の名称 を入力
5. パスに 任意のパス を入力
6. 共有パスワードに何も入力しない
7. 共有文字セットにUTF8を入力する（デフォルトのまま）
8. Allowに何も入力しない
9. Denyに何も入力しない
10. Read Only Accessに何も入力しない
11. Read/Write Accessに何も入力しない
12. Advanced Optionsは変更しない
13. セーブして終了
14. 変更の適用をクリックして終了

あとは、アクセス|ユーザにアクセスして、必要なユーザーを作成すれば使えるようになります。簡単！