2009.04.14(Tue)
ごまかすのはよくない
無事修理から戻った5D Mark IIは、快調に働いてくれています。今回もキヤノンSCの対応はなかなかよかったです。
しかし、修理センターの仕事は納得のいく内容ではありませんでした。
写真は修理票の一部です。動画撮影時に音声が記録されないという故障内容に対し、処置内容として記載されているのは「関連箇所を調整いたしました。」の一言のみ。これでは、何が問題で、どこをどう直したら症状が改善したのかがさっぱりわかりません。
「関連箇所を調整」。曖昧で便利な言葉です。こういう言葉で回答をしたくなるのは、何かしら後ろめたいことがあるからです。
SCに電話して問い合わせてみると、「部品の交換を行わない修理の場合、「関連箇所を調整」と表記します」とのこと。
それでは腑に落ちないので、具体的な作業内容を明確にするように依頼すると、案の定「技術者に確認したところ、前回の修理時の作業ミスで、マイクのコネクタが外れかかっていた。また、修理後のチェックで録音に関する項目が漏れていた。」との回答がありました。
修理作業を行った担当者にしてみたら「あっ、やっちゃった。でも、部品の交換もないし、通例通り「関連箇所を調整」って報告しておけばいいか。」という軽い気持ちだったのかもしれませんが、そういった不誠実な態度を続けていると、いつかの三菱自動車のようになってしまうのではないでしょうか。
矢面に立っているSCの対応はまともなだけに、残念でなりません。
今回は、修理票の再発行と、今後同じようなミスが起こらないように確認手順を見直していただけるようにお願いしておしまいにしました。
…などと偉そうに書いてしまいましたが、自分も同じことをやらないように、肝に命じたいと思います。
Posted by ゆう at 00:07 [Misc]
トラックバック
トラックバックURL
http://gamerslab.com/tb.php?ID=949