2012.05.27(Sun)
TNS-HFC3をカートリッジケースに格納する
先のエントリで紹介した「NSF PLAYBACK CARTRIDGE(TNS-HFC3)」は、標準で基盤むき出しのまま販売されており、そのまま扱うには少し気を使います。サイトにて既存カートリッジを加工するための図面が配布されていましたのでそれを元に工作してみました。
TNS-HFC3は、一部のソフトに採用されていた大型のカートリッジケースが適応サイズとなります。今回は「ファイナルファンタジーI・II」を使います。
ドリルやカッターを駆使して切削加工し、基盤に収めます。よく見ると雑な仕上げですw細かい削りとりのためにリューターが欲しくなります。
悪ノリしてラベルも作ってしまったので、シール用紙に印刷します。
ラベルをカートリッジに貼り付けて完成。うん、それっぽく見えますね。我ながらよいデキ。
Posted by ゆう at 23:07 パーマリンク [Game]
2012.05.24(Thu)
懐かしのファミコンサウンドを楽しむ
Chiptune(チップチューン)と呼ばれる音楽ジャンルをご存知でしょうか?
簡単に言うと、主に1980年代に発売されたパソコンや家庭用ゲーム機に搭載されていた内蔵音源で演奏されることを前提に作られた楽曲を指します。
もっと簡単に言うと、ファミコンのピコピコした音楽です。
楽曲は、「.nsf」 という拡張子の付いたNSF(NES SOUND FORMAT)ファイルとして配布され、主にパソコン用のエミュレータやWinamp+プラグインで再生することができます。MacOSでは、Audio Overloadで再生することができます。
NSFファイルはFamicompoからダウンロードすることができます。
Famicompoは、NSFで制作された自作曲やカバー曲のコンペティションで、2012年5月現在Vol8まで開催されており、エントリーされた楽曲の.nfsデータをすべてダウンロードすることができます。馴染みのあるピコピコ音で奏でられる珠玉の楽曲がたくさんありますので、気になる方はぜひ視聴してみてください。
しかし、先に紹介した再生ソフトは所詮エミュレータ、折角だから実機で鳴らしたくなるのが人情です。そんな要望を叶えてくれるのが、テラネットワークシステムさんが製作・頒布されている、ファミコン実機の内蔵音源でのNSF演奏を可能とする「NSF PLAYBACK CARTRIDGE(TNS-HFC3)」です。
NSFファイルを保存したSDメモリをこのカートリッジにセットしファミコンのカートリッジスロットに挿入することで、ファミコン内蔵音源はもちろん、各種拡張音源を搭載したカートリッジを接続することにより、拡張音源の利用を前提としたNSFファイルの楽曲も再生することができます。
これはコナミのVRC6という拡張音源を搭載した悪魔城伝説を接続したところ。(拡張音源はナムコの拡張音源やサンソフトの拡張音源などいくつかの種類があり、これらを搭載したソフトを入手することが目下の目標となります)
カートリッジには、音声の外部出力端子が付いていて、直接スピーカーに接続することによりテレビに繋がなくても視聴することができます。
Famicompoにエントリーされている楽曲はどれも力作ぞろいで、ファミコンの軽快なサウンドと相まって私にとってはかなりの癒し効果がw
音楽の好みは人それぞれ、万人におすすめできるものではありませんが、懐かしのファミコンサウンドに浸ってみたいという方にはぜひ体験していただきたい一品です。
Posted by ゆう at 00:37 パーマリンク [Game]
2011.10.07(Fri)
Steve Jobs
またしばらく書かないとこの記事がトップに残ったままになるのはあれですが、記録しておこうと思います。
2011年11月6日、Appleの創設者であるSteve Jobs氏が亡くなりました。享年56歳。いつか来る日であることはわかっていましたが、知らせを聞いたときにはショックを隠せませんでした。
彼の偉業は多くの人が語ってくれていますのでここで改めて言うことは何もありませんが、振り返ってみるとSteve JobsやAppleが創りだしたモノたちが自分の人生に与えた影響は計り知れません。
Apple製品への思い入れもありますが、それよりも彼が可能性を信じ広めてきたパーソナルコンピュータやインターネットを通じて得ることができた仲間が大勢いることに感謝します。(自分の生涯のパートナーもその一人です)
いままで本当にありがとう。
ご冥福をお祈りします。
Posted by ゆう at 05:01 パーマリンク [Mac]
2011.04.07(Thu)
iPhone4 + DOF Adapter で動画撮影
念願のDOFアダプタをゲット!
まずは以下の写真をご覧ください。
まるでS○NYのNEXのごときフォルムですが、これはiPhone4です。
iPhone4は720PのHD動画撮影が可能ですが、受光素子が小さいので基本はパンフォーカスな絵しか撮れません。写真はともかく、動画は被写界深度が浅いほうが「それっぽい絵」になります。
そこで登場するのがiPhoneに一眼レフカメラ用のレンズを装着することができる「DOFアダプタ」です。
装着とはいっても、iPhoneのカメラのレンズを外して交換するわけではありません。GGと呼ばれるスクリーンにレンズを通した絵を投影させ、投影された絵をiPhoneのカメラで撮影することでまるで一眼レフカメラで撮影したかのような被写界深度の浅い動画を得ることができる。という寸法です。
今回はTurtlebackさんの「Turtleback Turtle Jacket for iPhone 4」と「DOF for Canon EOS mount」を香港から入手。特にDOFアダプタの方は3/28に発売開始したばかりの新製品!
(入手にあたってはTKYSSTDのmuuさんに大変お世話になりました。多謝!)
DOFはその構造上、iPhoneのカメラには上下左右逆さまに映ってしまうので、鏡像撮影に対応したalmost DSLRを使用すると便利です。
白い巨砲をつけるともうiPhoneがどこにあるかわかりませんねw
週末に軽くテスト撮影してきましたので貼り付けておきます。
いまいち効果がわかりにくいですね。もうちょっと使い込んでみます!
Posted by ゆう at 02:52 パーマリンク [iPhone]
2011.01.01(Sat)
鶴居の白いヤツに会いに行く
みなさま、明けましておめでとうございます。
久々のエントリはこれまた久々の撮影旅行ネタ。
今回は冬の釧路にタンチョウを撮りに行ってきました。
メンバーはmuuさんとFCGさん。
いつもお世話になっているお二人ですが、今回もコーディネートや現地での移動など、大変お世話になりました。
出発の前日まで雪が全くなく、現地のライブカメラを見ては「雪降らないかなー」と思っていたら、現地入り当日の午前中から猛烈な勢いで雪が降り始め、あっというまに銀世界!!翌日は天候にも恵まれ、ロケーション的には最高な状態で撮影に挑むことができました。
これはタンチョウのねぐらを撮影できるポイント「音羽橋」でのショット。幻想的ですね。前日の雪がなかったら地面や木々が黒い絵になるところでした。
今回の撮影機材はこれ。EF500mm F4 IS USMと三脚はレンタルですが。ちなみに音羽橋のカットで500mm、もっと長いのが欲しくなります。
見ての通り、今回の撮影は動画メインなので写真は少なめです。動画は編集でき次第アップします。
場所を変えて鶴居 伊藤タンチョウサンクチュアリでエサを食べたり遊んだりするタンチョウを撮影。こういったエサ場は他にも「鶴見台」や「阿寒国際鶴センター」といった場所があります。
その後は車で移動しつつ撮影ポイント探し。ここは音羽橋を眼科に見下ろすことができる場所で、ねぐらから飛翔するタンチョウを上から撮影できる貴重なポイントでもあります。で、朝はあの橋の上横一線にカメラが並ぶわけですねw
さらに場所を変え、カメラ片手にうろうろしていると真上をタンチョウが通過!タンチョウはねぐらと数カ所にあるエサ場をほぼ一直線に行き来するらしいので、ポイントさえ押さえて待っていれば必ず飛んでくるのを見られます。(実際は風向き等で微妙にコースを変えたりしてるようで、そう簡単でもなさそうですが)
1日の締めはエサ場からねぐらに帰るタンチョウを夕焼けをバックに撮影できるポイントに移動。しかしいつまで待っても飛んできません。あとで確認してみると、ここを通過するタンチョウがいるはずのエサ場にタンチョウが1匹もいませんでした。去年はものすごい数が飛んできたとのことですので、まぁこういう日もあるということで。
最終日はあいにくの雨で朝の音羽橋は中止、エサ場にやってくるタンチョウの飛来シーンを押さえつつ(写真とってなかった)、昼前には釧路に移動して夕方の便で帰途についたのでした。
タンチョウ撮影、また行きたいです。
Posted by ゆう at 09:09 パーマリンク [EOS 5D Mark II]
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